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京都タロット宙のメサージュ ®< 奇想庵

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京都タロット宙のメサージュ ®< 奇想庵

2019/11/11 01:59

稲穂の宮の前には鳥居が構える。鳥居は神域との結界。鳥居をくぐり、都(宮)に出(いで)る…入洛の時は来た。憧れの「世界」への道だ。紅い鳳凰は、新たな世界への招きの印。具現化する前の「神域」であった「こちら」と、現実世界である「あちら」への架け橋的存在である。
また、自らの姿を暗示する龍と、鳳凰の出会いは、ついに「待ち人来たる」を予感させる。
手には稲穂。日本人にとって、それは命のシンボルでもある。日本神話にも神が稲穂を握り降臨する姿が描かれるように、この地を拓き、この地で生きることを表す。また、稲穂は『わらしべ長者』を連想させる。それ(わら≒稲)は、どんどんと変化(へんげ)しながら、新しい世界を手に入れていく。