2019/11/11 02:21

弐拾・カモ 〜霊的体験「何も心配はいらぬ」〜

鏡の宮内で『ハタ』と対のカードとして『カモ』がある。ハタでは秦氏との関連を述べたように、カモも古代の京の豪族、賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)を祖とする賀茂氏が浮かぶ。神武天皇を先導した八咫烏...

2019/11/11 02:20

拾九・アマテラス 〜幸福と真実を寿ぐ〜

言うまでもなく日本の最も偉大な太陽神。三種の神器「鏡」を頭に掲げ、鮮やかな「松」のモチーフと豊かに実った「稲穂」、「薄紅梅」色の着物。鏡の宮は四神の玄武に対応するので「亀」を背景にした鶴を描いた「...

2019/11/11 02:19

拾八・セオリツ 〜隠された神秘との出会い〜

中央の美しい女性は、日本の女神「瀬織津姫神」がモデル。祓戸四神の1柱で「大祓詞」の祝詞には、川の瀬にいて人々の罪穢れを大海原に持ち出す神とある。神道の真髄は穢れを祓うことにあるのだから、この女神の...

2019/11/11 02:18

拾七・ハタ 〜新たな仕事の発見と明るい前途〜

『ハタ』は夜空の下、女性が大きな機織り機で織る姿で描かれる。女性の脇からは羽根が生えていて日本昔話『鶴の恩返し』を連想させる。鶴の恩返しでは、人間に覗かれることがないように部屋に篭る女性であったが...

2019/11/11 02:17

弐拾壱・クラマ 〜世界の再誕生と成功〜

勾玉の宮で‘結婚’を果たし、剣の宮で一度‘死’んだ意識は、大アルカナ最終宮の『鏡』に至り地の底より「宙」に蘇る。立ち上がる童子は「宙」と書かれた金太郎の前掛けをしている。真の純粋さ、こだわりのなさを持...

2019/11/11 02:16

拾伍・オロチ 〜毒と剣で現実を制する〜

このカードは、素戔嗚尊(スサノオノミコト)のヤマタノオロチ伝説のクライマックスシーンが描かれている。彼は、八つの門の内側に置かれた八つの桶に強いお酒をたっぷり入れ、さまざまに策略を巡らせてオロチを...

2019/11/11 02:15

拾参・イド 〜妥協なき意識の深みと変容〜

西洋タロットの『死』、『死神』に相当するカード。それは、徹底した「変容」。おどろおどろしく見えるのは、「死」にまつわる禁忌のイメージを直視するため。私たちは、現象としての「死」を怖れる。自分の死、...

2019/11/11 02:14

拾弐・アダシノ 〜空虚に待つ/生命の力〜

『アダシノ』は京の化野。平安時代からの風葬の地として知られる。右端の空には、剣の宮を担当する四神の青龍でもあり、『ミカヅチ』に現れた青天の霹靂的な空とも交差する。巨大なドクロに腰掛ける童子の不安げ...

2019/11/11 02:13

拾六・ミカヅチ 〜劇的な変革、天啓〜

『ミカヅチ』は図柄と名前の響きから、まずは雷、イカヅチが連想されるが、その前に、ミカヅチの由来である武甕槌神(タケミカヅチノカミ)は、イザナギの「剣」についた血から生じたとされる剣の神。このことは...

2019/11/11 02:12

八・エンマ 〜忘却という偉大な力と秩序〜

エンマのモデルは閻魔大王、あるいは大王の補佐官として裁きを手伝ったとされる小野篁である。毎夜、井戸から地獄に下り大王の仕事をし、朝には別の井戸から地上に戻ったという冥府渡りの伝説を残す人物。天秤は...

2019/11/11 02:11

九・イワナガ 〜孤独を知り、美と知恵を手に入れる〜

磐長姫(イワナガヒメ)は、天孫の一神、瓊々杵命(ニニギノミコト)が見初めた妹の木花咲耶姫と共に彼の元に嫁がせようと、父神の大山祇命(オオヤマツミノミコト)が贈った姫である。しかし、瓊々杵命は彼女を...

2019/11/11 02:10

七・ヤマト 〜自らの意志で荒波に打ち克つ〜

ヤマトは日本国の古称「大和」「倭」として知られた。このカードのモデルは「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」で、神話上の英雄として有名。光る剣を右手に、左手に兎を抱え守る。兎は日本女性の象徴。八咫烏...

2019/11/11 02:09

六・ムスビ 〜新しい関係性をもたらす力〜 2016.06.02

「ムスビ」は西洋タロットの「恋人たち」。縁を「結ぶ」のムスビ。また、神話におけるムスビとは「産霊(ムスヒ)」のことで、天地万物を生み出す霊妙な力とされる。日本神話の最初、国自体を造り出した神も、タ...

2019/11/11 02:08

拾・コノハナ 〜いつかの優しさが報われる〜

コノハナのカードは、一目見て西洋タロットの『運命の輪』と対応しているのがわかる。虎は五百歳を迎えると白虎になるとされる。成熟を表し、知恵と強さを備え、身籠っている女性を強く守る。また白虎は月の女神...

2019/11/11 02:07

拾四・タマ 〜パートナーシップと変容〜

勾玉の宮の入り口にいるのが「拾四・タマ」。彼女の手の上の水晶珠は、西洋の賢者の石に近い。人生を変容に導くタマである。「タマ」と言う響きは、魂、霊力を連想させる。日本の神話や民話にも、たとえば山幸彦...